まず私自身がとても涙もろい。
ちょっと気になる音楽が流れるだけで目が潤むことがある。
映画の半分が音だと言った押井守監督の考えに賛同したいと思う。
『君の名は。』を観て一番涙がでたのは、悠木碧演じる名取早耶香が町内放送をするシーンである。
町内放送の音質の良くないスピーカーからしっかり伝わってくる、早耶香が恐怖と緊張のなか、半泣きになりながらも放送を続ける流れは涙腺を崩壊させてくれた。
タイムリープものはとかく時間軸の整合性を考えがちだが、この作品に関しては考えるのは勿体無いと思った。
誰だ考えるな感じろって言ったやつは